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April 16, 2017

桜の季節もそろそろ終わり。

4月11日(火) 大阪国際がんセンターで初めての診察。

森ノ宮にあった大阪府立成人病センターが名称変更・移転して、先月25日に大阪市中央区大手前の府庁南隣にオープンした。
京阪電車の天満橋駅から歩いても10分ぐらい。地下鉄「谷町四丁目駅」につながっている地下連絡通路も様子を見に行ったが歩くと予想外に遠い。京阪電車から来る人は地下鉄を利用する選択肢はなさそう。メリットは雨の日に駅から雨に濡れずに直接センターに行けることぐらいか。
近くに大阪法務局があるからか病院の一本手前を左折すると司法書士事務所が道の両方にずらっと並ぶ通りに出る(谷町2丁目)。谷町筋を渡って西側は宇野浩二文学碑のある中大江公園も近い(糸屋町2丁目)。正面玄関前に立つとそのどでかい威容に圧倒される。8階以上の病棟部分は採光を考えてユニークな形になっている。
5年生存率という言葉が癌ではよく使われるが、発症の2014年を起点にすると再来年が5年目にあたる。何とか乗り越えてここに入院することがないようにしたいものである。
頭頸部外科(耳鼻咽喉科)の診察は順番が回って来るのも早く異常なしですんなりと終った。

旧大阪府立成人病センターとの比較で気になった事だけメモしておこう。

・診察室が2階に集まった。
・延べ床面積が増えている分、病室や手術室も増えている。
・受付・待合室・病室・処置室が広くなった。
・今まで1時間以上かかっていた採血待ち時間を30分程度にすることができたと聞くが、まだ採血していないので未確認。
・携帯電話・スマートフォンによるお呼び出しサービスを開始している。
・外来患者様を対象に定期的にクラシック音楽界を開催する予定。吉本興業などのお笑い系のイベントもあるかも。
・この病院は医師がパソコンの画面に向ったままで、患者さんの顔を見て話をする時間が少ないような気がするが、そこは今までと変わりなかった。毎日新聞には医師ごとに一人の医療事務スタッフを配置してパソコンの作業をやってもらうことにしたと書いてあったが…??
・コンビニがファミマからローソンに変わった。Tポイントカードが使えない(涙)。以前は口腔ケア商品などの医療商材を扱うコーナーが分かれていて、品揃えも豊富であったが少なくなったのでは?またコンビニとは別に売店が地下にあったがなくなっている?
・成人病センターの食堂は大衆食堂ののりで特別おいしいということはなかった分料理が出てくるまでは早かった(笑)。今度の院内の食堂は「地中海のめぐみと和食ごはん ひなた」というおしゃれなレストランに変身している。一品一品丁寧に作っているのか料理が出てくるまでかなり待たされる。いらちの人や急ぎの時にはお勧めできない。私が注文したのは「鰆の塩オリーブ焼き/豆とクスクスのサラダ添え」というような名前の料理であった。味付けは超薄め。ご飯は十六穀米を選択できる。健康志向のメニューになっています。
・院内では基本飲食禁止。成人病センターでは食堂の横に「ほっとスペース」があって患者さんやその家族の方が歓談したり飲食できるスペースがあったが、そういったスペースがなくなり不便。病棟では食堂・デイルームがその機能を果たすが、外来にはないためせっかくコンビニやコーヒーショップで何か買っても飲食できる場所がない。なお飲み物は2階の自動販売機の前にスペースがあり、そこでは飲んでもよいとの説明であった。
・成人病センターでは「ほっとスペース」にインターネットが使える環境があった(パソコン用の有線のLANケーブルが2本出ていた)。新病院ではどこで使えるのか未確認(がん情報コーナー?)。Wi-Fiが使える環境があるのかどうかも未確認。
・会計・清算の体感待ち時間が短くなったのでは?もう少し様子見。
・病棟の有料個室は9千円台であったのが、今度の新病院では16,200円~59,400円とだいぶお高くなっている。こんなに高いと個室希望には出来ない。自分の場合レム睡眠行動障害の症状(攻撃的に手足を激しく動かしたり、蹴ったり、暴れたり、大声を上げたりする)が時々出るので他の患者さんに迷惑をかけたくないという理由で個室が空いているときは有料個室に入れてもらっていた。もう入院することはないと祈るしかない。

最初から何もかも全てがうまくいくとは思っていないので、患者サービスの向上に少しずつ取り組んでいって欲しいと願っています。

診察のあと14時からの大阪国際がんセンター第一回クラシック音楽会を鑑賞する予定。それまで時間がだいぶあいたので本日より開催の造幣局「桜の通り抜け」に行ってみることに。

午前10時の開門10分前に到着したらあいにくの雨にもかかわらずすでに長い行列。周りは中国人ばかりですね。

S1704111

大阪に長く住んでいながら造幣局の桜の通り抜けは初めて。大川沿いのソメイヨシノも満開で、天満橋への折り返しの散策も楽しめる。4月6日(木)に行った時とは比較にならない数のテキ屋の屋台が出ていました。

S1704112

4月12日(水) 松山千春、通算77枚目のシングル「空」発売。
秋にはそろそろオリジナルアルバム出して欲しいなぁ。

4月15日(土) 『玉の井の灯』(昭和21年 行人社書店)を書いた杉山幸一の著書ではないかと思われる本が滋賀県立大学図書情報センターの陳コレクションにあるということで気になり、滋賀県立大学まで行ってきた。たぶん違うだろうとは予想しながらだめもとでも彦根まで行かずにはいられない。

JR京都駅からJR南彦根駅まで普通電車で約1時間。南彦根駅からはバスに揺られること15分で滋賀県立大学に到着。キャンパスは琵琶湖のすぐそばの広大に土地にある。これだけの広い場所に桜も所々咲き誇っているのを眺めるとのんびりとした気分になってくる。

S1704141

図書情報センターの入口には入館ゲートがあるので学外の利用者はゲートの前から声をかける必要があったり、コレクション資料の閲覧には申請が必要であったりでちょっと面倒ではあったが目的の書物にご対面。

『決死の測量隊』(杉山幸一著 1941年12月 金星堂)

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やはりはずれだったようです。
本人による「はじめに」や「あとがき」、または巻末に著者略歴でもあれば杉山本人であるかどうかのヒントになって確認のしようもあるがなにも手がかりがなかった。

唯一、満鉄建設局員神山正治の序文がついている。
戦前満州国には鉄道の満鉄(南満州鉄道)ができた。この鉄道建設には従事した満鉄社員の力もあずかっているが、この『決死の測量隊』という本は、満鉄の鉄道建設の中でも最も危険の多い踏査隊(測量隊)の物語が子供の読物として面白く書いてある。鉄道建設の仕事は大きく三つに分かれていて、「一つは、第一測量隊といつて、会社で大体の鉄道建設地が決定されると、その予定地を実地に踏査する、いはゆる下検分の役目をする隊と、第一測量隊が踏査決定した道順(コース)を更に、物指ででも計るやうに細々と測量する第二測量隊、それに鉄道建設隊です。」第一測量隊は、別名踏査隊とも言われている。踏査行では極寒零下四十度の中前人未踏の大密林地帯や砂塵の吹きつける曠野を横断、匪賊の大部隊や狼群の襲来に遇うこともしばしば、そんな危険であり冒険に富んだ命がけの踏査行に活躍した人々が書かれていて、思わず手に汗を握る。
神山正治によると本書を書いた杉山幸一はかつて満鉄にいて自らその苦心を体験した人とのこと。

コチラとかコチラの記事を読むと満鉄に測量隊という部隊が本当にあったというのがわかる。

しかし杉山幸一が満鉄に居たとか満州に働きに行っていたという話は聞いたことがない。
巻末の広告を見ると本書は「金星堂の子供読物」シリーズの1冊だったようです。五十公野清一、福永恭助、海野十三、山中峯太郎、高垣眸、池田宣政(南洋一郎)とそこそこ名前の知られた執筆陣が揃う中で、ほとんど名前の知られていない杉山幸一が何故書くことになったのか。
杉山本人が、「著述 各新聞雑誌に小説、読物、実話等長短篇百余篇を発表す」(『小説玉の井の灯』(昭和21年 行人社書店))、「芸術的天分のない私は、それ以来終戦時まで名もない雑誌に大衆小説や読物、実話などを執筆して、文壇の裏街道ばかりを歩いてきた(後略)」(『文壇底流記』(昭和28年 那南タイムス社))と述べているように、誰かからネタをもらって読物を書いていたということも考えられる。

結局よく分からずじまいでまったくの無駄足だったようにも思えるが、国立国会図書館にもないという珍しい書籍を見られただけでもよしとしよう。

本件とは関係ないが、嶋田直哉氏の「消えたラビリンス――「玉の井」の政治学」を含む『永井荷風論―復活期を中心に』他永井荷風に関する論文をまとめて単行本でどこか出版してくれないかなぁと、あくまでも個人的希望である。

4月15日(土) 歯医者通院。
がんをはじめとする全ての病気のもとは「口の中」からということと歯周病にもなっていたので口腔ケアのため定期的に歯科に通っている。

4月16日(日) 復活の主日、教会のミサ。

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Comments

GWの予定決まりました?

どこか旅行でも行きたいところですが、特に予定なしです。
掛川の姉夫婦が大阪に来るみたいです。

長野か太子の温泉に行こうかと思っています。

信貴山の温泉に行ったあと生駒の新地に行こうかと思いますが電車でつながっていましたっけ?

太子温泉よさそうですね。

信貴山温泉からは近鉄生駒線の信貴山下駅まで行って近鉄の生駒まで行くのが近いかな。
ケーブルの高安山まで行って西信貴ケーブル、近鉄信貴線、近鉄大阪線、近鉄奈良線と乗り継いでも生駒まで行けますが、ちょっと面倒ですし倍時間がかかりそう・・・。

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