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September 17, 2018

あの日この日

尾崎一雄の『あの日この日』(尾崎一雄 講談社 昭53年)の講談社文庫全4冊揃が安く手に入りようやく読み終えた。

O1809171

上記以外には、尾崎一雄展の目録(県立神奈川近代文学館 昭和61年3月)があった。
全4冊もあるのだから戦後の話まで続くのかなあと思ったら終戦で話が終わった。途中脱線が多すぎる(笑)。文壇回想記は自分の中では広津和郎の『年月のあしおと』に止めを刺す。尾崎一雄の作風は木山捷平に似たところがあるが、木山捷平ほど読後の印象が残らない。それでもまた読みたくなるのが不思議。あれはいつだったか小田原出身の作家・川崎長太郎や牧野信一も好きだったので休みの日に小田原まで何度か行き川崎長太郎ゆかりの地や抹香町を訪れた際に一度だけ下曽我の宗我神社まで足を延ばし尾崎一雄が住んでいた家の「尾崎」の表札を見て帰ったことを思い出す。

以下、備忘録的な記録。

・理科の杉野伊勢雄。学友会編纂部幹事。杉野喜精(山一という証券会社の社長、東京株式取引所の理事長)の長男。
・歌人都築省吾。都築の短歌だけ別格(学友会雑誌)。
・尾崎一雄の友人。浅見淵(あさみ ふかし)、丹羽文雄、(逸見広(へんみひろし))。
・中谷博。中谷の父が大軌(大阪電気軌道、のちの近鉄)の支配人。
・早稲田の級友・憲原(けんげん)。満州人。清朝の粛親王の第何子かで、その妹に川島芳子(日本名)と呼ぶ王女がいた。
・紺弓之進(こんゆみのしん、近藤正夫)の小説。「夏」「無花果」。
・河野一郎。小田原中学同期。政治家。小田原出身。
・加納和弘(加納鉄哉の息子)、兵本善矩、上司海雲。奈良滞在時の関係者。
・小説の達人・兵本善矩が生きているのかについてと小林多喜二の志賀直哉訪問時期の追求。
・丹羽文雄。中学2年まで四日市過ごした私は、丹羽文雄の生家・崇顕寺のそばにあった川村眼科に一時期通っていた。
・尾崎一雄の恩師・山口剛教授の可寿夫人(第五女)と、その姉なる築地小劇場の女優東山千栄子(次女)の姉妹は、貴族院議員大審院判事渡辺暢(わたなべとおる/のぶ)の娘。
・緑川貢「日本浪曼派私記」。季刊文芸誌『ポリタイア』に連載。
・青柳優(あおやぎたか)。友人の評論家。青柳一族が長野県の豪家で、上高地に温泉ホテル(上高地温泉ホテル)を経営しており、優はそこの支配人。
・白井俊明(しらいとしあき)。小田原中学同期。理化学研究所。東大理科の教授。
・山崎剛平の砂子屋書房が刊行した本では川崎長太郎『朽花』を持っているが、古本屋で6万円した。今「日本の古本屋」で検索すると倍以上の値段がついている。
・和田伝「沃土」。砂子屋書房の改訂新版は安く手に入りそう。
・尾崎一雄は古本収集癖があり古本屋を頻繁に訪れているが、自分も同じく古書好き。神保町の古本屋街や早稲田近くや本郷の古本屋によく通った。

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Comments

風情のある日記、拝読させて頂きました。

病気療養中とのこと、
文面を見るに大変とは思いますが
頑張って下さい。

ありさん

拙ブログ見ていただいたようで、
ありがとうございます。励みになります。

病気の方はなんとか持ちこたえて頑張っています。
たまにしか更新していませんが、
また見に来て下さい。

こんばんは。
お身体ご自愛下さい。

先日、銀杏BOYZというバンドの「恋は永遠」という曲の
プロモーションビデオに
矢沢ようこさんという踊り子さんがストリッパー役で
出演されていると聞き、早速視聴してみました。
バンドのプロモーションということであまり期待していなかったのですが、かなり素晴らしい出来でした。
最初の1分くらいはプロローグ的な感じなのですが、
残り4分は矢沢ようこさんのステージ中心でとても綺麗でした。
ユーチューブとかでも見られますのでもし気になったら
見てみて下さい。

それではまた-

おはようございます。

矢沢ようこさんが出演されている銀杏BOYZの「恋は永遠」を早速ユーチューブで見ました。
曲もいいし矢沢ようこさんも川崎ロック座も懐かしい。
いいもの見させてもらえて感謝。
ストリップもしばらく行っていませんが久しぶりに行ってみたくなりました。

PV気に入っていただけたようで良かったです。
私の住む札幌市は早い段階で全ての劇場が撤退してしまったため、本州まで足を運ばないと生のステージが見られない状況になってしまいました。
そのため、la venus などのストリップ関連の動画を集めているのですが、今回のPVは
観客の手拍子
思わせぶりに観客席に走らせる踊り子さんの視線
ブリッジ時の拍手
紙テープシャワー
お客さんの差し入れに対する踊り子さんのアドリブ
等など、生のステージを思い出させてくれる要素がふんだんに盛り込まれておりとても良い出来だと思います。

何より観客の表情がいいですね。
ちょっと恥ずかしい表現になりますが、生のステージを観ている時間って魔法をかけられているように感じられて、そういう時の自分もPVの観客見たいな表情をしていたんじゃないかと思います。

それではまた-
お身体ご自愛下さいますよう

なるほど。PVはおっしゃる通りですね。
お客さんはみんな真剣で、それぞれに楽しそうで、観客と踊り子さんの一体感が伝わってきます。
自分も以前ある踊り子さんの応援をしていた時の事を思い出しました。

ところで最後に川崎ロック座の前を通りががった人がちらっと劇場の方を見やるのですが、
ドラマ『高嶺の花』に出演されていた俳優さんではありませんか(『高嶺の花』は毎週見ていた)。
調べると峯田和伸さんが銀杏BOYZ のボーカル・ギター担当とのことを知り一つ勉強になりました。

高嶺の花って石原さとみさんが出演されていたドラマですよね。峯田和伸さん、言われてはじめて気づきました。

私は1992〜1999年まで東京で働いていたことがあり、
ほぼデビュー当時から御幸奈々さんの応援をしています。
ビールを差し入れたりすると踊りながら上下に振って、
観客席に向かって蓋をあけるジェスチャーをし、
周りを驚かせたりしていたのを今でも思い出します。

関西方面の劇場には行った事がないのですが、
十三ミュージックは照明等の設備がトップクラスだと
聞き及んでいましたので閉館する前に行ってみたかったです。

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