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書籍・雑誌

August 19, 2016

酔いざめ日記

木山捷平の『酔いざめ日記』(2016年01月08日 講談社文芸文庫)読んだ。

文庫本で747ページの厚さ、2700円(税込)という設定で講談社文芸文庫にはいつもながら驚かされる。木山捷平の文庫本が本棚にずらりと並ぶと気持ちがいい。旺文社文庫の「耳学問・尋三の春」が二冊あるのは間違って買ってしまったようです。

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昭和七年(二七歳)から、亡くなる直前の昭和四三年(六四歳)までの木山捷平の日記、初文庫化。
以下、断片的な感想を思いついたまま備忘録的に記録しておく。

作家の仲間や知人を訪問したり、または相手が自宅に訪問してきたりという場面がかなり出てくるのであるが、電話が家庭に普及するまでは手紙と電報が主な通信手段で、訪ねて行っても不在だったり、来てもらっても出掛けていていなかったりというのが多い。今のように携帯電話やメール(最近ではLINEとか)ですぐに連絡がとれるということを考えると隔世の感がある。

しかし、木山捷平は日記では同人誌で知り合った作家や阿佐ヶ谷文士の仲間と中央線界隈などに頻繁に飲みに行っている(それも梯子酒で。将棋の会と抱き合わせの場合が多い)であるが、そんな夫に対し妻みさをは自分の歯金冠を売らなければならないほどの貧乏な生活を切り詰め切り詰めやりくりしている中でどんな思いで飲み歩く夫のことをみていたのであろう。また、逆に捷平は文学者というものに理解をしめさない妻に対していらいらするものがあったのか時には暴力でもってあたりちらす。そんなわがままで神経質な捷平の姿が日記から伺えるとともに、作品同様ユーモアとペーソスの溢れる飄逸味が日記にもにじみでている。

 ◇◇◇

捷平が戦前住んだ馬橋・中野・高円寺は自分にとっても懐かしい場所である。
東京勤務時代、杉並区の新高円寺からほど近い松ノ木寮に一時期住んでいた。馬橋の地名が残っているあたりや中野・高円寺界隈もよく歩いた。昭和8年4月5日の記述に「久しぶりに蔵原伸二郎訪問。二人で松の木町郊外を散策した。」とある。下は当時住んでいた松下電器松ノ木寮(松ノ木2丁目4番10号)の写真(2000年)である。今はもうない。今Googleマップのストリートビュで見てみると「みさき診療所」の電柱以外はすっかり雰囲気が変わっていて面影がまったくない。木山捷平の言葉を借りて言うと、90年代最後の頃、松ノ木に住んでいた頃は若い時代で良き時代であったと言いたい。仕事で苦しいことも多かったのであるが、楽しかった思い出も多い。

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 ◇◇◇

捷平は父なき後、母一人が住む故郷新山村(現・岡山県笠岡市)に時々帰るが、しばらく田舎に滞在後捷平が母一人を残して上京する場面はせつない。母は自分ひとりで家を守ってきた自分の不幸を訴えどうして年老いた自分一人を置いておいて出て行くのかと息子である捷平と口論になる。捷平は東京に早く帰りたいがあとに残す寂しそうな母のこと思うとあわれであるが身を切るようにして東京へ向う。

 ◇◇◇

永井荷風の断腸亭日乗とは異なり東京の怪しげな風俗に関する記述はほとんどない。挙げるとしたら、「湯河原に数人来ていたインバイらしき女」(昭和8年3月8日-12日)、「岡山で車夫に中島の廓にひっぱり上げられた」(昭和11年4月4日)、「浅草のストリッパー、森繁久弥など来る。」(昭和35年5月9日)ぐらいか。

 ◇◇◇

満州で交流のあった詩人・逸見猶吉(本名、大野四郎)が昭和20年6月12日の手紙に出てくる。終戦直後、満州から引き揚げて来る途中、無残な目にあって死んだ逸見猶吉。木山捷平はどんな思いで逸見猶吉を見送ったのであろうか。

 ◇◇◇

昭和29年6月25日に「第二回文壇将棋大会、芝美術クラブにて」とある。
私が東京で最初に勤務したのが、愛宕警察署の道路を挟んで東側にあった東京美術倶楽部のビルであったと記憶している。1993年当時、芝大門・御成門地区には、松下電器のビルとしてナショナル1号館から8号館まであって、東京美術倶楽部のビルを8号館と呼んでいた。今はパナソニックに変り、あの辺りのビルはほとんど売却していると聞く。

 ◇◇◇

昭和36年2月1日、深沢七郎の『風流夢譚』に端を発した嶋中事件について記載あり。

 ◇◇◇

昭和37年3月17日、長い間消息不明で死んだと思っていた詩人時代の友人「黄瀛(こうえい)」が存命であることを知った喜びと驚きが記されている。その後も日記には黄瀛についての名前が散見され二人の熱い友情をうかがい知ることができる。定金恒次著「木山捷平の世界」(岡山文庫 平成4年)の中の「中国の詩人黄瀛との交友」の章が参考になった。今調べたところ捷平が知る黄瀛は病気がちであったのが98歳(2005年没)まで生きていたと聞きびっくりした。

 ◇◇◇

昭和37年4月14日、親交のあった作家・小山清の妻自殺の朝日新聞の記事に驚く。

 ◇◇◇

昭和39年2月24日、「ほととぎす」で開かれた「竹の会」で泥酔した新庄嘉章と握手した際に右薬指がボギッと鳴り、その痛みが終生止まず、以降執筆に苦しみ続けることとなる。以降、日記にこの「握手事件(または、新庄事件)」を起こした新庄嘉章への怒り、恨み辛みを執念深く書き続けることとなる。新庄嘉章という人はフランス文学者のようである。

当事者の新庄嘉章には悪気はなかったと思われるのだが、酔っていたためか力が入り過ぎたのであろうか。プロ野球の門田博光選手がホームラン打って帰ってきて、ホームで出迎えた次打者ブーマーからハイタッチを受けた際に、ブーマーの力が強すぎて門田が右肩を脱臼してしまった事件を思い起こさせる。

 ◇◇◇

昭和40年5月5日、三笠山にのぼり葛西善蔵碑を見ている。

 ◇◇◇

瀬戸内晴海さんとも交際があった。
昭和38年11月29日 プーサンと瀬戸内さんの女の愚痴をきく。
昭和41年10月18日 新宿プーサンに立ちよる。瀬戸内晴海、河野多恵子さん。(瀬戸内さん例の男と別れた由きいた)

 ◇◇◇

昭和43年6月10日、巌谷大四氏の二男謙介君は谷川岳幽の沢で転落死。謙介君は東大教養学部四年、巌谷小波の孫で大四氏の二男と発表している。

 ◇◇◇

December 11, 2008

詩人作家・葛西善蔵

K0812111今年は葛西善蔵没後80年でした。また鎌倉・建長寺行きたいなぁ・・・

もう年の瀬、一年経つのは早いですね。

来年のテーマ・目標を考えなくては。

文庫本

『椎の若葉・湖畔手記』 昭和51年4月20日初版 旺文社 旺文社文庫
『椎の若葉・湖畔手記』 1979年第5刷 旺文社 旺文社文庫
『葛西善蔵随想集』 1986年9月16日 安部昭 編 福武書店 福武文庫
『子をつれて 他八篇』 1987年4月8日第7刷 岩波書店 岩波文庫
『葛西善蔵集』 平成5年11月15日11刷 新潮社 新潮文庫
『哀しき父・椎の若葉』 1994年12月10日 講談社 講談社文芸文庫

全集、選集、単行本

『現代日本文学全集 48 広津和郎・葛西善蔵・宇野浩二集』 昭和4年 改造社
『子をつれて』 昭和44年4月 ほるぷ出版 名著復刻全集 近代文学館
『現代日本文学大系49 葛西善蔵・嘉村礒多他集』 昭和53年第6刷 筑摩書房
『葛西善蔵全集 第一巻』 昭和49年12月20日 津軽書房 (※1)
『葛西善蔵全集 第二巻』 昭和50年3月20日 津軽書房
『葛西善蔵全集 第三巻』 昭和50年6月20日 津軽書房
『葛西善蔵全集 別巻』 昭和50年10月21日 津軽書房

葛西善蔵参考文献

『谷崎精二選集』 昭和35年12月10日 谷崎精二 校倉書房
『葛西善蔵の研究』 昭和45年6月15日 大森澄雄 桜楓社 (※2)
『葛西善蔵と広津和郎』 昭和47年5月25日 谷崎精二 春秋社
『葛西善蔵その文学と風土』 昭和48年4月1日 津川武一 津軽書房
『私小説作家研究』 昭和57年4月15日 大森澄雄 明治書院
『葛西善蔵』 1983年3月1日 佐々木千之 エイジ出版
『新潮日本文学アルバム 別巻2 大正文学アルバム』 1986年 新潮社
『近代作家マニュアル50』 昭和61年1月15日 JAM企画
『葛西善蔵と芥川龍之介』 昭和62年12月16日 塚越和夫 葦真文社
『放浪の作家 葛西善蔵評伝』 1990年3月25日 谷崎精二 日本図書センター
『葛西善蔵論 雪おんなの美学』 平成4年11月30日 神谷忠孝 響文社
『椎の若葉に光あれ 葛西善蔵の生涯』 1994年6月18日 鎌田慧 講談社
『私小説作家論』 1998年7月10日 山本健吉 講談社 講談社文芸文庫
『葛西善蔵没後70年特別展』 1998年 青森県近代文学館
『座談会明治・大正文学史(5)』 2000年 岩波書店 岩波現代文庫
『国文学解釈と鑑賞 特集 葛西善蔵・嘉村礒多の世界』 2000年4月 至文堂
『情痴小説の研究』 2001年10月10日 北上次郎 筑摩書房 ちくま文庫
『一輪咲いても花は花 葛西善蔵とおせい』 2003年 古川智映子 津軽書房

(※1)ひと揃え5万円ぐらいで買った。
(※2)10年以上前に、55,000円で買ったのだが、今ネットで検索すると2,940円から売ってます。これはどういうことなんだろう?

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嘉村礒多

『秋立つまで』 昭和22年4月1日3版 創元社
『業苦』 昭和31年8月10日 河出書房 河出文庫
『嘉村礒多集』 平成6年9月25日 新潮社 新潮文庫
『業苦・崖の下』 1998年9月10日 講談社 講談社文芸文庫

『嘉村礒多 その生涯と文学』 1971年4月20日 太田静一 彌生書房
『嘉村礒多の妻ちとせ』 1993年 太田静一/多田みちよ/原田克行 鳥影社
『嘉村礒多論』 平成8年10月25日 廣瀬晋也 双文社出版
『嘉村礒多-「業苦」まで-』 平成9年7月25日 多田みちよ 皆美社

リベラリスト・廣津和郎

H0812112今年は広津和郎没後40年でした。生涯リベラルな立場を貫いた廣津和郎氏を尊敬しております。『年月のあしおと』『続 年月のあしおと』は、宇野浩二の『文学の三十年』と同様繰り返し読んだ本です。宇野浩二からは小説の面白さを教えてもらったけど、広津和郎からは生き方や思想的な面で影響を受けているところが多いと思います。


文庫本

『泉へのみち 上』 1980年5月20日第2刷 新日本出版社 新日本文庫
『泉へのみち 上』 1980年3月10日初版 新日本出版社 新日本文庫
『年月のあしおと』 昭和56年1月15日 講談社 講談社文庫
『続 年月のあしおと』 昭和56年2月15日 講談社 講談社文庫
『風雨強かるべし 上』 1982年12月10日第8刷 新日本出版社 新日本文庫
『風雨強かるべし 下』 1983年10月5日第7刷 新日本出版社 新日本文庫
『神経病時代 若き日』 1987年4月8日第8刷 岩波書店 岩波文庫
『新編 同時代の作家たち』 1992年10月16日 岩波書店 岩波文庫
『年月のあしおと 上』 1998年3月10日 講談社 講談社文芸文庫
『年月のあしおと 下』 1998年5月10日 講談社 講談社文芸文庫
『続 年月のあしおと 上』 1999年2月10日 講談社 講談社文芸文庫
『続 年月のあしおと 下』 1999年3月10日 講談社 講談社文芸文庫

全集、選集、単行本

『現代日本文学全集 48 広津和郎・葛西善蔵・宇野浩二集』 昭和4年 改造社
『現代日本文学全集 34』 昭和30年 葛西善蔵・嘉村礒多他 筑摩書房
『廣津和郎著作集 第一巻 泉へのみち』 昭和34年1月30日 東洋文化協会
『廣津和郎著作集 第二巻 初期作品集』 昭和34年2月25日 東洋文化協会
『廣津和郎著作集 第三巻 随筆集』 昭和34年3月25日 東洋文化協会
『廣津和郎著作集 第四巻 中期作品集』 昭和34年4月25日 東洋文化協会
『廣津和郎著作集 第五巻 誘蛾燈 他』 昭和34年6月20日 東洋文化協会
『廣津和郎著作集 第六巻 作家のおもかげ』 昭和34年11月 東洋文化協会
『日本現代文学全集58 廣津和郎・宇野浩二集』 昭和39年4月19日 講談社
『松川事件と裁判』 昭和39年8月10日 岩波書店
『現代日本文学大系46 宇野浩二・廣津和郎集』 昭和57年第11刷 筑摩書房
『広津和郎全集 第四巻』 昭和63年9月20日普及版 中央公論社
『広津和郎 さまよえる琉球人』 1994年5月31日 同時代社
『廣津和郎著作選集』 1998年 橋本迪夫・坂本育雄・寺田清市編 翰林書房

広津和郎参考文献

『真実は壁を透して 松川事件被告の手記』 1953年重版 青木書店 青木文庫
『広津和郎』 昭和40年11月20日 橋本迪夫 明治書院 近代作家叢書
『広津和郎 この人との五十年』 1969年 間宮茂輔 理論社 たいまつ双書
『父 広津和郎』 昭和54年8月10日 広津桃子 中央公論社 中公文庫
『作家の友情』 昭和59年6月20日 河盛好蔵 新潮社 新潮選書
『廣津和郎論考』 昭和63年9月21日 坂本育雄 笠間書院 笠間叢書
『広津和郎 再考』 1991年9月21日 橋本迪夫 西田書店
『松川事件 謎の累積』 1993年第2刷 日向康 社会思想社 現代教養文庫
『石蕗の花 網野菊さんと私』 1994年 広津桃子 講談社 講談社文芸文庫
『昭和・遠い日 近いひと』 1997年5月10日 澤地久枝 文藝春秋
『怠惰の逆説 広津和郎の人生と文学』 1998年2月28日 松原新一 講談社
『広津柳浪・和郎・桃子展-広津家三代の文学』 1998年 神奈川近代文学館
『評伝 廣津和郎-真正リベラリストの生涯-』 2001年 坂本育雄 翰林書房
『廣津和郎研究』 2006年9月21日 坂本育雄 翰林書房

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広津柳浪

『今戸心中 他二篇』 1998年4月6日第6刷 広津柳浪 岩波書店 岩波文庫
『河内屋・黒蜴蜓 他一篇』 1998年4月第3刷 広津柳浪 岩波書店 岩波文庫
『明治の文学 第7巻 広津柳浪』 2001年10月25日 坪内祐三編集 筑摩書房

文学の鬼・宇野浩二

これがどういう意味があるかわからないと思いますが、目録を作っておこう。
何かの時に役に立つ時がくるかもしれないのでここに記録しておきます。

浅草・松が谷一丁目広大寺の宇野家のお墓参り、宗右衛門町・十軒路地あと探訪、糸屋町中大江公園の文学碑詣でをはじめてからもう何年になるんでしょう。荷風先生を私淑し「荷風歡樂」をはじめ、宇野君を敬愛し、「平成断腸亭日乗~夢と詩があつての人生であり 詩と夢があっての文學である~」をはじめたけど、放置したままです。

大和高田市南端の根成柿に、宇野浩二の文学碑があると聞く。今度訪れよう。

文庫本

『芥川龍之介(上)』 昭和57年9月30日4版 中央公論社 中公文庫
『芥川龍之介(下)』 昭和56年5月1日再版 中央公論社 中公文庫
『苦の世界』 昭和27年6月5日第2刷 岩波書店 岩波文庫
『蔵の中・子を貸し屋 他三篇』 1992年9月28日第7刷 岩波書店 岩波文庫
『子を貸し屋』 平成6年5月20日12刷 新潮社 新潮文庫
『思い川・枯木のある風景・蔵の中』 1996年9月 講談社 講談社文芸文庫
『独断的作家論』 2003年6月10日 講談社 講談社文芸文庫

全集、選集、単行本

『現代日本文学全集 48 広津和郎・葛西善蔵・宇野浩二集』 昭和4年 改造社
『文学の眺望』 昭和9年7月1日 白水社
『日本現代文学全集58 廣津和郎・宇野浩二集』 昭和39年4月19日 講談社
『宇野浩二全集 第一巻』 昭和43年7月25日 中央公論社 (※1)
『宇野浩二全集 第二巻』 昭和43年8月26日 中央公論社
『宇野浩二全集 第三巻』 昭和43年9月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第四巻』 昭和43年11月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第五巻』 昭和43年12月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第六巻』 昭和44年2月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第七巻』 昭和44年4月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第八巻』 昭和44年5月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第九巻』 昭和44年6月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第十巻』 昭和43年10月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第十一巻』 昭和44年3月25日 中央公論社
『宇野浩二全集 第十二巻』 昭和44年8月20日 中央公論社
『赤い部屋』 昭和55年3月 ほるぷ出版 名著復刻 日本児童文学館 第一集
『現代日本文学大系46 宇野浩二・廣津和郎集』 昭和57年第11刷 筑摩書房
『文学の三十年』 1983年4月25日 福武書店 文芸選書
『文章往来』 1983年4月30日 スティルス社 スティルス選書
『芥川龍之介』 昭和60年5月30日初版第13刷 筑摩書房 筑摩叢書
『文学の青春期』 昭和61年12月1日 沖積舎
『昭和文学全集 第3巻』 昭和64年1月1日 宇野浩二、志賀直哉他 小学館
『新潮創刊100周年記念 通巻1200号記念 名短篇』 平成17年1月 新潮社

宇野浩二参考文献

『宇野浩二伝(上)』 昭和54年9月10日 水上勉 中央公論社 中公文庫
『宇野浩二伝(下)』 昭和54年10月10日 水上勉 中央公論社 中公文庫
『近代文学百人』 1981年2月1日第4刷 平凡社 別冊太陽 №11
『おおさか 名作の泉』 昭和60年1月25日 永田照海 浪速社
『近代の短編小説 大正篇』 1986年 現代文学研究会編 九州大学出版会
『人間 宇野浩二』 1989年10月25日 長沼弘毅 日本図書センター
『近代恋愛物語50』 1997年11月15日第2刷 平凡社 別冊太陽 №26
『宇野浩二の書誌的研究』 2000年6月20日 増田周子 和泉書院
『宇野浩二書簡集』 2000年6月20日 増田周子編 和泉書院

(※1)函入り、限定千部。4万5千円ぐらいで買ったと思われる。

May 12, 2008

眼中の人

小島政二郎『小説 永井荷風』読了。

あれほど崇拝していた永井荷風に対して、いいところも悪いところも含めて悪罵を浴びせかけるように言いたい放題。あれだけはっきりと書けるのは小島政二郎ならでしょう。

芸術派・耽美派的なものから人生派・人間性といったものへの傾き。永井荷風・芥川龍之介から人生の隣にいるような自然主義文学や菊池寛に惹かれるようになる。どちらが正しいというのではない。いまでは小島政二郎は名前すら忘れ去られかけ、永井荷風はちょっとしたブームとなって生き残っているという現実。それでも私は小島政二郎が好きです。

小島政二郎の文学談義は結構同じことをあちこちで繰り返し書いていたりする。そういう意味でどこが「幻の書」なのかよくわかりませんが、新聞・雑誌の書評で取り上げられるなど、再び日の目を見ることになったのは嬉しいことです。

今ではなかなか小島の本が出版されることはありません。そんな一冊一冊が懐かしい思い入れの本達です。

文庫本

『円朝 下巻』 昭和53年6月20日 旺文社 旺文社文庫
『場末風流』 1978年10月5日 旺文社 旺文社文庫
『円朝 上巻』 1979年第3版 旺文社 旺文社文庫
『葛飾北斎』 1979年4月5日 旺文社 旺文社文庫
『食いしん坊 1』 昭和62年5月20日 朝日新聞社 朝日文庫
『食いしん坊 2』 昭和62年6月20日 朝日新聞社 朝日文庫
『眼中の人』 1995年4月17日 岩波書店 岩波文庫

全集、選集、単行本

『新妻鏡』 昭和23年4月10日 松和書房
『甘肌』 昭和29年6月30日 新潮社
『場末風流』 昭和35年2月20日 青蛙房
『なつかしい顔』 昭和42年1月31日 鶴書房
『三百六十五夜』 昭和42年2月15日 東方社
『小島政二郎全集 第十二巻』 昭和42年7月20日 鶴書房
『小島政二郎全集 第二巻』 昭和42年8月20日 鶴書房
『小島政二郎全集 第五巻』 昭和42年9月20日 鶴書房
『小島政二郎全集 第三巻』 昭和42年10月20日 鶴書房
『小島政二郎全集 第八巻』 昭和42年11月20日 鶴書房
『小島政二郎全集 第四巻』 昭和43年1月31日 鶴書房
『小島政二郎全集 第十一巻』 昭和43年4月20日 鶴書房
『小島政二郎全集 第一巻』 昭和44年4月30日 鶴書房
『小島政二郎全集 第九巻』 昭和45年2月10日 鶴書房
『聖体拝受』 昭和44年11月15日 新潮社
『妻が娘になる時』 昭和45年1月20日 中央公論社
『北落師門』 昭和46年12月15日 中央公論社
『現代日本文学大系45 水上瀧太郎・豊島與志雄・久米正雄・小島政二郎・佐佐木茂索集』 昭和48年8月30日 筑摩書房
『砂金 長篇小説』 昭和54年5月15日 読売新聞社
『長篇小説 芥川龍之介』 昭和54年8月10日第5版 読売新聞社
『鴎外荷風万太郎』 昭和59年1月20日 彩古書房
『わが古典鑑賞』 昭和60年5月30日初版第7刷 筑摩書房
『俳句の天才-久保田万太郎』 1993年2月10日8版 彌生書房
『小説 永井荷風』 2007年9月4日 鳥影社

参考文献

『新潮日本文学アルバム 別巻2 大正文学アルバム』 1986年 新潮社
『かまくら文壇史』 平成2年 巖谷大四 かまくら春秋社
『三田文学 夏季号 №38』 1994年8月 三田文学会 追悼・小島政二郎
『天味無限の人 小島政二郎とともに』 1994年 小島視英子 彌生書房
『大正文士颯爽』 1995年 小山文雄 講談社
『文壇栄華物語』 1999年第3刷 大村彦次郎 筑摩書房
『蕭々館日録』 2001年 久世光彦 中央公論社

May 05, 2008

佐藤春夫

佐藤春夫『この三つのもの』(講談社文芸文庫)読了。
私の愛する佐藤春夫。備忘録として家にある本の記録をつけておきます。

文庫本

『厭世家の誕生日』 昭和4年2月3日 改造社 改造文庫
『厭世家の誕生日』 昭和27年3月5日第14刷 岩波書店 岩波文庫
『更正記』 昭和28年8月20日 河出書房 市民文庫
『田園の憂鬱』 昭和54年2月15日41刷 新潮社 新潮文庫 
『佐藤春夫詩集』 昭和56年9月20日43刷 島田謹二編 新潮社 新潮文庫
『小説 智恵子抄』 昭和57年7月10日改版27版 角川書店 角川文庫
『退屈読本 上』 1984年4月20日第4刷 冨山房 冨山房百科文庫
『退屈読本 下』 1985年8月20日第3刷 冨山房 冨山房百科文庫
『わんぱく時代』 昭和61年7月25日 新潮社 新潮文庫
『都会の憂鬱』 1987年4月8日第2刷 岩波書店 岩波文庫
『佐藤春夫 ちくま日本文学全集』 1991年8月20日 筑摩書房
『美しき町・西班牙犬の家 他六篇』 1992年8月18日 岩波書店 岩波文庫
『晶子曼陀羅』 1993年11月10日 講談社 講談社文芸文庫
『近代浪漫派文庫27 佐藤春夫』 2004年2月12日 新学社
『維納の殺人容疑者』 2005年12月10日 講談社 講談社文芸文庫
『この三つのもの』 2007年10月10日 講談社 講談社文芸文庫

全集、選集、単行本

『現代日本文学全集29 里見弓享・佐藤春夫集』 昭和2年8月5日 改造社
『新選佐藤春夫集』 昭和5年5月20日 改造社
『美しい町』 1947年9月20日 細川書店 細川叢書
『観潮楼附近』 1957年5月15日 三笠書房
『小説永井荷風傳』 昭和35年5月2日 新潮社
『蝗の大旅行』 昭和55年3月 ほるぷ出版 名著復刻日本児童文学館第一集
『病める薔薇』 昭和55年5月第11刷 ほるぷ 精選名著復刻全集近代文学館
『現代日本文学大系42 佐藤春夫集』 昭和55年10月30日初版第11刷 筑摩書房
『日本詩人全集17 佐藤春夫』 昭和57年8月10日4刷 新潮社
『少年少女日本文学館第9巻 幼年時代・風立ちぬ』 昭和61年9月25日 講談社 室生犀星/佐藤春夫/堀辰雄
『昭和文学全集 第1巻 谷崎潤一郎 芥川龍之介 永井荷風 佐藤春夫』 昭和62年5月1日初版第1刷 小学館
『日本幻想文学集成11 佐藤春夫』 1992年2月25日 須永朝彦編 国書刊行会
『定本 佐藤春夫全集 第5巻』 1998年6月10日 臨川書店
『定本 佐藤春夫全集 第6巻』 1998年8月10日 臨川書店

佐藤春夫参考文献

『佐藤春夫 人と作品』 昭和57年第2刷 福田清人/岡田純也編 清水書院
『作家の友情』 昭和59年 河盛好蔵 新潮社 新潮選書
『三田文学 秋季号 第三号』 昭和60年11月 三田文学会
『<望郷の詩人・偉大な文学者>図録 佐藤春夫』 1990年 佐藤春夫記念館
『大正幻影』 1990年 川本三郎 新潮社
『新潮日本文学アルバム 佐藤春夫』 1997年 新潮社 新潮日本文学アルバム
『国文学 解釈と鑑賞 平成14年3月号』 至文堂 特集・佐藤春夫の世界

January 19, 2008

モダン日本~青空

M0801191『モダン日本』先週に続いて買ってしまったおωくだらないと言えばくだらないし(^ω^;)おもしろことはおもいろでつ(゜∀゜) 新たな発見もあるしねωω

 『モダン日本 別冊 特集続艶笑版全国色街案内』(昭和26年 モダン日本出版部)3100円でした。宝物として保存しときます。


今日は13行きはお休み。毎週行くのも恥ずかしくなってきた(^ω^;)

   ☆★☆★☆★☆★

決まった。今の職場の自分の持ち場は2月いっぱいまでになった。

色々悩んだけど。自分で自分自身に納得できない仕事はしたくない。さらに上のステップの仕事をしたいから。。。

今週の朝日新聞に新製品発売の発表が載った。その立ち上げを見届けるのもあります。後1ヶ月半精一杯頑張ります。

 自分には素直に生きていたいから。

July 28, 2007

荷風歓楽 -その4-

HanameguKafuten今日、明日と自宅で、持ち帰りの仕事に専念。めずらしくまじめです(*^-^)今回は、私が所蔵している永井荷風・赤線・性風俗関連文献を整理してみました。なにかと手引きとなっている愛すべき本たちです。赤線跡、遊廓跡よりも現役の歓楽街、盛り場が好き。しかし夜の街に出ると人間が変わってしまう。そんな私も大阪の5大新地制覇とかはしゃいでいた頃は元気だったのですが、今はもう若さがなくだめです。

永井荷風参考文献

『荷風耽蕩』 小門勝二 有紀書房 昭和35年
『荷風踊子秘抄』 小門勝二 有紀書房 昭和35年
『小説永井荷風傳』 佐藤春夫 新潮社 昭和35年
『散人-荷風歓楽-』 小門勝二 河出書房新社 昭和37年
『墨東奇譚の物語』 小門勝二 冬樹社 昭和48年
『荷風歓楽』 小門勝二 河出書房新社 昭和49年
『荷風パリ地図』 小門勝二 旺文社 旺文社文庫 1984年
『新潮日本文学アルバム 永井荷風』 新潮社 新潮日本文学アルバム 1985年
『永井荷風の東京空間』 松本哉 河出書房新社 1992年
『永井荷風ひとり暮し』 松本哉 三省堂 1994年
『永井荷風の愛した東京下町』 JTB JTBキャンブックス 1996年
『荷風と東京 『断腸亭日乗』私註』 川本三郎 都市出版 平成8年
『永井荷風「四畳半襖の下張」惣ざらえ』 高橋俊夫編 大空社 平成9年
『永井荷風の見たあめりか』 末延芳晴 中央公論社 1997年
『荷風極楽』 松本哉 三省堂 1998年
『私の墨東奇譚』 安岡章太郎 新潮社 1999年
『永井荷風展』 神奈川近代文学館 1999年
『荷風好日』 川本三郎 岩波書店 2002年
『女たちの荷風』 松本哉 白水社 2002年
『荷風2時間ウォーキング』 井上明久・藪野健 中央公論新社 2004年
『荷風の永代橋』 草森紳一 青土社 2004年
『図説 永井荷風』 川本三郎 湯浅説子 河出書房新社 2005年
『朝寝の荷風』 持田叙子 人文書院 2005年
『父 荷風』 永井永光 理想社 2005年 
『永井荷風という生き方』 松本哉 集英社 集英社新書 2006年
『荷風と静枝 明治大逆事件の陰画』 塩浦彰 洋々社 2007年
『小説 永井荷風』 小島政二郎 鳥影社 2007年
『文学 隔月刊 3・4月号 2009年 荷風没後50年』 岩波書店 2009年
『荷風さんの戦後』 半藤一利 筑摩書房 ちくま文庫 2009年
『永井荷風巡礼』 菅野昭正 岩波書店 岩波現代文庫 2009年
『増補 荷風のいた街』 橋本敏男 ウェッジ ウェッジ文庫 2009年
『『断腸亭日乗』を読む』 新藤兼人 岩波書店 岩波現代文庫 2009年

※荷風ファン必読の書『荷風と東京 『断腸亭日乗』私註』 と小門勝二氏の愛すべき『荷風歓楽』が2冊あるだけで良しとしましょう。
※多大なる影響を受けた松本哉氏の本は多いです。他に、『芥川龍之介の顔』(三省堂 1988年)、『東京下町散策図』(新人物往来社 1991年)、『すみだ川を渡った花嫁』(河出書房新社 1995年)、『ぶらり東京絵図』(三省堂 1996年)を持っています。

赤線・性風俗関連文献

『歓楽郷めぐり』 松川二郎 三徳社 大正11年
『名勝温泉案内』 松川二郎 誠文社 昭和2年
『賣春婦論考』 道家斎一郎 史誌出版社 昭和3年
『全国花街めぐ里』 松川二郎 誠文社 昭和4年
※見返しに、2万5の鉛筆書きを消して16,000_と記入されているいるのでこの価格で購入したと思われます。神保町で購入。相場(\10000~\15000)より高かったのでしょうか?相当使い込んでいるためかボロボロで崩壊寸前です(´・ω・`)木工用ボンドで固めまくっています。
『モダン日本 臨時増刊 艶笑版 特集:全国色街案内』 モダン日本出版部 昭和25年
『モダン日本 別冊 特集続艶笑版全国色街案内』 モダン日本出版部 昭和26年
『モダン生活 10月号 官能の開放地帯“特飲街”』 モダン生活社 昭和26年
『今日の東京なんでもわかるバイブル』 自由国民社 自由国民・バイブル版・第7集 昭和28年
『奇抜探求 全国花街めぐり 神奈川・千葉・埼玉の巻』 蒼空者 昭和28年
『戦後日本の売春問題』 神崎清 社会書房 現代新書 昭和29年
『抹香町』 川崎長太郎 講談社 昭和29年
『抹香町』 川崎長太郎 講談社 ミリオン・ブックス 昭和30年
『旅行の手帖 №23 美女・民謡めぐり特集』 自由国民社 昭和30年
『売春』 有泉亨・団藤重光 河出書房 河出新書 昭和31年
『男たちとの夜 赤線女給十年の手記』 津田加寿子 あまとりあ社 昭和32年
『廓 第一部』 西口克己 新潮社 新潮文庫 昭和33年
『廓 第二部』 西口克己 新潮社 新潮文庫 昭和33年
『廓 第三部』 西口克己 新潮社 新潮文庫 昭和33年
『娼婦の眼』 守矢佐智子 龍書房 昭和34年
『粋人博士の温泉随筆』 岡部寛 芸文社 芸文新書 1965年
『あじ・やど・おんな 全国地方都市夜のガイド』 福村弘二 東栄堂 1966年
『日本女地図』 殿山泰司 光文社 カッパ・ブックス 1969年
『国家売春命令物語』 小林大治郎・村瀬明 雄山閣出版 物語歴史文庫 1971年
『安吾巷談』 坂口安吾 角川書店 角川文庫 昭和48年
『決定版・神崎レポート 売春』 神崎清 現代史出版会 昭和49年
『艶楽書館 1977年4月号(創刊号)』 殿山泰司、神崎清他 みのり書房 1977年
『抹香町』 川崎長太郎 エポナ出版 昭和53年
『必殺するめ固め つげ義春漫画集』 つげ義春 晶文社 1981年
『娼婦たちの天皇陛下』 佐木隆三 徳間書店 徳間文庫 1982年
『雑談にっぽん色里誌』 小沢昭一 徳間書店 徳間文庫 1985年
『玉の井という街があった』 前田豊 立風書房 1986年
『寺島町奇譚(全)』 滝田ゆう 筑摩書房 ちくま文庫 1988年
『近代庶民生活誌2 盛り場・裏街』 南博他編集 三一書房 1991年
『近代庶民生活誌13 色街・遊廓Ⅰ』 南博他編集 三一書房 1992年
『慰安婦たちの太平洋戦争 沖縄篇』 山田盟子 光人社 1992年
『日本の名随筆別館15 色街』 加太こうじ編 作品社 1992年
『吉原はこんな所でございました』福田利子 社会思想者 現代教養文庫 1993年
『近代庶民生活誌14 色街・遊廓Ⅱ』 南博他編集 三一書房 1993年
※『近代庶民生活誌』は三冊とも私の東京時代の1999年頃に購入。その時、三一書房で労働争議みないなのがあったかどうか記憶が定かでないのですが三一書房労働組合の通信販売で入手しました。本郷界隈を歩く事が好きだったので会社を見に行った記憶があります。定価は、2巻10,100、13巻10,100、14巻12,000でした。高~い(゜ε゜;)14巻に付いている赤線ビデオは宝物です。あのバックにながれている何ともいえない時代を感じさせる音楽がいいですね。
『抹香町・路傍』 川崎長太郎 講談社 講談社文芸文庫 1997年
『学校裏から始まった』 西村敏康 ハーツ&マインズ 1998年
『夫婦で行く花街 花柳界入門』 小学館 ショトル・トラベル 1998年
『赤線跡を歩く 消えゆく夢の街を訪ねて』 木村聡 自由国民社 1998年
『ストリップのある街』 原芳一 自由国民社 1999年
『名所探訪 地図から消えた東京遺産』 田中聡 祥伝社 祥伝社文庫 1999年
『歴史探訪 地図から消えた「東京の町」』福田国士 祥伝社 祥伝社文庫 1999年
『初代一条さゆりの伝説』 小倉孝保 葉文館出版 1999年
『三文役者のニッポンひとり旅』 殿山泰司 筑摩書房 ちくま文庫 2000年
※海南新地の元ねたの一つがここにあったんですね。今思い出しました。
『欲望の迷宮 新宿歌舞伎町』 橋本克彦 筑摩書房 ちくま文庫 2000年
『戦後性風俗大系 わが女神たち』 広岡敬一 朝日出版社 2000年
『ピンク映画館の灯』 高瀬進 自由国民社 2001年
『昭和色街美人帖 私の<赤線時代>』 広岡敬一 自由国民社 2001年
『一条さゆりの真実 虚実のはざまを生きた女』 加藤詩子 新潮社 2001年
※私の大好きな本です。加藤詩子さんには、彼女の伝説を書いて欲しいんですけどね。
『ぶらり散策 懐かしの昭和』 町田忍 扶桑社 2001年 ※遊廓散策の章あり
『赤線跡を歩く2 続・消えゆく夢の街を訪ねて』 木村聡 自由国民社 2002年
『赤線跡を歩く』 木村聡 筑摩書房 ちくま文庫 2002年
『売買春と日本文学』 岡野幸江/長谷川啓/渡邊澄子共編 東京堂出版 2002年
※この本に何気なく掲載されている1955年頃の飛田新地の写真にはびっくりしました。
『定本 韓国全土色街巡礼』 リチャード・起亜  自由国民社 2003年
『沖縄ダークサイド』 野村旗森編 宝島社 別冊宝島Real 059号 2004年
『僕の桃源郷めぐり』 四谷新 宝島社 宝島社文庫 2004年
『荷風! 特集・大人の新宿』 日本文芸社 にちぶんMOOK 2004年
『荷風!vol.2 特集・下町-“吉原”“向島”』 日本文芸社 2004年
『消えた赤線放浪記 その色町の今は……』 木村聡 ミリオン出版 2005年
『荷風!vol.3 特集・レトロな浅草』 日本文芸社 2005年
『荷風!vol.4 今と昔の“銀座”“有楽町”』 日本文芸社 2005年
『荷風!vol.5 “横浜(ハマ)”のブルースを聞け!』 日本文芸社 2005年
『荷風!vol.6 あゝ上野、アメ横、秋葉原』 日本文芸社 2005年
『荷風!vol.7 神田神保町、御茶ノ水の究極』 日本文芸社 2006年
『荷風!vol.8 特集・“昭和30年代”東京』 日本文芸社 2006年
『荷風!vol.9 特集・新宿郷愁』 日本文芸社 2006年
『荷風!vol.10 特集・下町悠々~深川・木場・佃島』 日本文芸社 2006年
『コレクション・モダン都市文化 22 花街と芸妓』 三谷 憲正編 ゆまに書房 2006年
『荷風!vol.11 特集・東京駅~丸の内・八重洲の記憶』 日本文芸社 2007年
『荷風!vol.12 特集・下町残照~柳橋・両国・錦糸町』 日本文芸社 2007年
※vol.10までは、「にちぶんMOOK」と明記されていましたが、vol.11では何故か創刊と表示され、「にちぶんMOOK」の冠がはずされています。
『荷風!vol.13 特集・中央線の青春』 日本文芸社 2007年
※出ましたvol.13。紀伊國屋書店(梅田本店)で見つからず今回は旭屋書店(本店)で購入しました。かつて新高円寺近くに住んでいましたので、高円寺・中野・・・と懐かしの町、青春の町です。
『荷風!vol.14 特集・日本橋・人形町“浪漫”』 日本文芸社 2007年
『性風俗史年表 昭和[戦後]編』 下川耿史編 河出書房新社 2007年
※500余点の写真、図版を収録するなど興味深い内容になっています。続巻として「性風俗史年表 明治編」「性風俗史年表 大正・昭和[戦前]編」が出るそうです。
『赤線跡を歩く【完結編】 続々消えゆく夢の街を訪ねて』 木村聡 自由国民社 2007年
『荷風!vol.15 特集:池袋・大塚界隈“今昔”』 日本文芸社 2008年
『花街・色街・艶な街 色街編』 上村敏彦 街と暮らし社 2008年
『娼婦学ノート』 伊藤裕作著 データハウス 2008年
『荷風!vol.16 特集 都電・都バスを再発見する』 日本文芸社 2008年
『荷風!vol.17 特集 1964年“東京五輪の頃”を歩く』 日本文芸社 2008年
『荷風!vol.18 浅草・両国~隅田川両岸二町を歩く』 日本文芸社 2008年
『散歩の達人 2008年10月号 “艶街”を歩く』 交通新聞社 2008年
『コレクション・モダン都市文化 34 遊廓と売春』 吉田 昌志編 ゆまに書房 2008年
『モダン都市の系譜 地図から読み解く社会と空間』 水内俊雄・加藤政洋・大城直樹 ナカニシヤ出版 2008年
『東京 花街・粋な街』 上村敏彦 街と暮らし社 2008年
『荷風!vol.19 特集 “江戸”を旅する』 日本文芸社 2009年
『東京人 2009年 04月号 特集・花街 色街』 都市出版 2009年
『荷風!vol.20 特集 永井荷風の東京を歩く』 日本文芸社 2009年

※そのほかに、昭和初期の全国遊廓名と娼妓数(『日本遊里史』附録による)なる資料あり。
※『全国女性街ガイド』(渡辺寛、季節風書店)は私には永遠に縁のない本でしょう。古本やめぐりもやめてしまいましたので・・・でも死ぬまでには一度見てみたい気もする。

March 26, 2006

「河童」

SAVE0035旺文社文庫 芥川龍之介の「河童・或る阿呆の一生」(1966年10月20日 初版発行 1982年重版発行)です。
今はなき旺文社文庫はいい本を出していますね。木山捷平の作品や小島政二郎 「場末風流」「葛飾北斎」「円朝」、久米正雄「学生時代」、葛西善蔵「椎の若葉・湖畔手記」・・・岩波文庫、講談社学芸文庫と並んで旺文社文庫は我が家の貴重なライブラリです。

わらびOS出演中の「哀川雅さんのカッパのまんまHP」が最近面白いですね。はまっています。芥川龍之介の「河童」の架空の世界とみやびんの「カッパのまんま」の世界は相通ずるものがあります。

ということで、芥川龍之介の「河童・或る阿呆の一生」を取り出してきました。登場人物である似たような名前の河童がたくさん出てくるので(ややこしい)、ちょっと整理してみました(=_=)。

チャック   隣の家の医者
ゲエル    ガラス会社の社長
バッグ    親しい漁夫
ラップ    学生
トック     詩人(超人クラブ)→ 自殺
マッグ    醜い哲学者
クラバック  名高い作曲家
※トック、マッグ、クラバックは対立
ペップ    裁判官
ロッぺ    政治家(クオラックス党)
クイクイ   pou-pou 新聞の社長 
ロック    クラバックとだびたび比べられる音楽家
グルック   万年筆を盗んだ
ペック    心霊学協会会長
ホップ夫人  メディアムホップ夫人。心霊学協会員
ラック    本屋。トックの女友だちの夫

ちなみに、エロガッパは出てこないよ(^_^;)読んでみてね。

わらびかぁ~また行ってみたい(〃▽〃)自由国民社から「ストリップのある街」(もう既に閉館してしまった劇場も結構あります)が出たのが1999年7月30日、同じく自由国民社から「赤線跡を歩く」が出たのが1998年3月20日でこの本紹介されているストリップ劇場、赤線跡を全て全国北から南まで訪れようと思いたった私でした。
当然、蕨ミニ、わらびOSにも行った事がある訳ですが(2000年頃)、一番最初に行った劇場が浅草ロック座だった私にはいきなりジャンケンが始まる光景にはちょっとカルチャーショックだった記憶がある。でもある意味黄金劇場の雰囲気の方が私には怖かった。

みやびん(相沢雅さん時代)のステージも何度か拝見しています。KNAのオアシスで休憩していたら、相沢さんが常連の方と来られて隣の席に座られた時はちょっとびびったけど。(ビール飲んでいたかなぁ~??)

これからのますますのご活躍期待しております。

追伸:暇人さ~ん、たまには十三にもリボン投げにきて下さい(^∀^)/

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